クリンチングファスナーのトラブル対策編


運営;クリンチングファスナー普及委員会
スポンサー;株式会社ユーロテック

クリンチングファスナーのトラブル対策編

クリンチングファスナー最大のトラブル要因

クリンチングファスナー最大のトラブル要因は、板の厚さが一定では無いという事です。 プレスを使って圧入してしまうと、必ずクリンチングファスナーの脱落などが発生します。 何故、そうなるのかを科学的に説明します。

    プレスの基本機構
    この問題の解決方法
    板金屋さんの実状

当HP内最重要 圧入の根幹

対策1 剥離再めっきはやめて

クリンチングファスナーを圧入した後、製品全体のめっきを酸で剥離し、 新しくめっきし直す場合があります。でも、これは高い確率で不具合に結びつきます。 どのように不具合に結びついてしまうのかを科学的に説明します。

    水素脆性(すいそぜいせい)
    水素脆性のリスク
    めっきの神様
    剥離だけでは無く、母材も溶ける

剥離再めっきの危険性

対策2 ステンレスは錆びます

ステンレス製のクリンチングファスナーは、錆びないと思っておられないでしょうか? 塩分、もらい錆びなど、ステンレス製のクリンチングファスナーが錆びる可能性は十分にあります。 その理由と実状をレポートします。

    塩分の多い場所では使用しない
    もらいさび
    錆びるという化学変化(導電性との関係)

勘違いのないように

対策3 『磁性』と『磁力』の勘違い

クリンチングファスナーの『磁性』と『磁力』について問い合わせを受ける事があります。 でも『磁性』と『磁力』の両者を勘違いしておられる事が多く、正しい会話が成立しない事が多い。 それを解決するためのページです。

    磁性は電子機器周辺にあった方が良い
    磁力は電子機器周辺にあってはいけない
    例外もあります
    設計者の皆さんへのお願い

勘違いが発生し易い内容

対策4 M3ねじの難しさ

M3のねじは、海外では、あまり使われていませんが日本では多く使われています。 日本で多用されている理由の中に、力学的な事をご存知なく使用しているケースがあれば、 それを是正する必要があるので、経験談を含めレポートしました。

    トラブル発生時の状況

日本人はM3を使い過ぎ

対策5 全長が長過ぎる

長さ20mmを超えるクリンチングファスナーの用途を考えると、 そのほとんどが設計ミスであるはずです。何故、設計ミスであると言えるのかを科学的に説明します。

    長いクリンチングファスナーの不都合

長いのは設計ミス

対策6 半端な長さの使用

長さ6mm、8mm、10mmのクリンチングファスナーならば問題ありませんが、例えば9.3mmといった 長さのクリンチングファスナーの使用は多くの面で合理的ではありません。 その理由を説明したページです。

    クリンチングファスナーとGT化
    半端なサイズが避けられない場合

半端長ファスナーは高価で品薄

対策7 板の裏表と圧入方向

クリンチングファスナーは、板の表裏、どちらからでも圧入できるというものではありません。 抜き方向とのマッチングが重要となり、逆方向の場合は脱落などが発生し易くなります。 その理由と現実をレポートします。

    理論と現実

下穴の抜き方向と圧入方向

対策8 レーザー下穴の危険性

板金製品は、レーザー加工機の普及に伴いタレパンのせん断下穴から、レーザー溶断下穴が増加しています。 そのメリットとデメリットを開設したページです。

    ピン角とR面取り

レーザー加工下穴の良し悪し

対策9 R面取りの危険性

最近の多くの板金製品にはバリ取り機によるR面取り加工がされるようになりました。 単純には、R面取りとクリンチングファスナーの圧入は、相性が良くありません。 問題点の明確化と、これに対する対策を提示します。

    穴だけR面取りされないようにする方法
    最新鋭のバリ取り機

下穴にR面取りを行わない

対策10 全周破断

クリンチングファスナーの圧入時に発生するトラブルとして、全周破断と言われる問題があります。 これは、インサーション・マシン内に入ったゴミが原因となって発生するものですが、 その具体的な内容に加え、世界の労働災害についてもレポートします。

    世界の労働災害と労働基準監督官

全周破断の発生理由

対策11 発注ミスが多い訳(品番問題)

クリンチングファスナーのような ねじ類の受発注処理においては、 品番の間違い、勘違いが多く発生します。 その理由を分析したページです。

    本当は、こうすべき

ねじ類に納期遅れの発生理由

対策12 発注ミスが多い訳(部品構成)

クリンチングファスナーのような ねじ類は、装置全体の部品構成の中でも最終階層に位置し、 例えば装置全体の所要量を集計するのは、手間の掛かる仕事となります。 その原因と対策をレポートします。

    隠れた原因と対策

複雑部品構成のトラブル予防

対策13 発生が予防できない不具合

クリンチングスペーサーのローレットの欠け問題は、発生が予防できない不具合です。 何故発生してしまうのか、発生の傾向はどうなのかを詳細に説明します。

    クリンチングスペーサーのローレット欠け
    ローレット欠け対策

究極のトラブルとは?

対策14 反りを抑えるリテイナーツール

大量のクリンチングファスナーを圧入すると、板に反りが発生します。 ですが、リテイナーツールを使えば反りは発生しなくなります。

    インサーション・マシン周辺装置

Cナットの板反り対策