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12.トラブル対策7
板の裏表と圧入方向


14.トラブル対策9
R面取りの危険性


13.トラブル対策8 レーザー下穴の危険性

昨今の板金屋さんでは、 タレットパンチプレス(タレパン)を使わず、レーザー 切断機せつだんき を使って 全ての板金製品の切り出しを行う事が増えています。  しかし、クリンチング・ファスナーとレーザー切断機は、相性が良くないと言われています。  レーザー切断機で 下穴したあな を空けると溶断面に焼きが入ってしまい、 硬度こうど が増します。  クンリンチング・ファスナー圧入時に、 塑性変形そせいへんけい が発生する 母材ぼざい硬度こうど が増してしまうのです。  その 熱影響範囲ねつえいきょうはんい は、レーザー加工機毎に異なりますが、 極めて薄い範囲である場合は、問題無く圧入できる場合が多いようです。  レーザー切断製品の事を調べると、 一般に熱影響範囲は、非常に薄い範囲となるようです。 

しかし、クンリンチング・ファスナー・メーカーは、レーザー加工機毎に異なる熱影響範囲や 硬度こうど を、 どうしても把握できない ので、 保証の限りでは無くなってしまいます。
想定される不具合は、下記のようなものとなります。

レーザー加工機を使った板金製品の切り出しは、今後も増加する一方であるはずですから、 この点は、クンリンチング・ファスナーの抱えた矛盾と言っても良い内容です。  実際のところ、レーザー下穴にクンリンチング・ファスナーを圧入している 板金屋さんは、全体の30%程度以上おられて、これは増加傾向にあります。  圧入後のプッシュアウト力は、パンチング下穴よりも向上したという情報も入っています。  さらに、レーザー下穴でクンリンチング・ファスナーの圧入に失敗したという事例を 聞いた事はありません。 従って、噂レベルでは、概ね大丈夫と言っても過言ではありません。 でも、絶対に大丈夫だとは言えない状況にありますので、

結果的に、クンリンチング・ファスナー・メーカーの公式見解は下記となっています。

きちんと圧入できる場合が多いとは聞いていますが、
レーザー加工機によって大きく条件が異なる ため、保証の限りではありません。
お客様の自己責任の範囲でトライして頂くしかない内容です。

喫煙も自己責任

ピン角とR面取り

レーザー加工機で溶断した板金製品のエッジは、 上記で述べた通り、焼きが入ってしまいますが、同時に、 ピン かど と言って90°ではありますが鋭いエッジとなります。  このピン角には問題があります。 

@ ピン角で怪我をする事がある
A  塗装とそう を行うと、ピン角から錆びる
B めっきを行うと、 剥離はくり などの原因となる

特に、塗装における 防錆効果ぼうせいこうか は、R面取りを行う場合と、そうでない場合には 大きな違いがあります。  ピン角に塗装を行った場合は、ピン角の部分の 塗膜とまく が、 塗料がゾル・ゲル 変態へんたい の間に、他の部位の1/10の厚さになってしまいます。  塗装の塗膜は、時間が経過すると硬くなりながら縮みます。  その部分には、 応力おうりょく が集中し 割れ が発生してしまうのです。  ここから水分が進入すると、当然、錆びが発生するわけです。


例えば、建築機械の寿命は、錆びで決まると言われて久しいのですが、 その錆びの中でも、部品のピン角からの錆びが最も大きな影響因子であると言えるでしょう。  単純に言えば、ピン角のR面取りをしっかりと行えば、 建築機械の寿命が伸びる訳で、より付加価値の高い建築機械が生産出来る事になります。  勿論、建築機械のみならず、道路標識の類や、船舶部品など 多くの金属製品の防錆効果でも同じ事が言えます。

そのため、板金工場では、板金部品の ピン角を丸める(R面取り)を行う事が増えて来ました。  ところが、レーザー加工機で発生するピン角は、板の裏表両面で発生します。  R面取りを行う、いわゆる “ バリ取り機 ” は、 そもそも、主にタレパン等で発生した、 せん断バリを取る事を前提とした機械であり、 板両面のR面取りを行うためには、作業員が板を裏返しにして 2度、バリ取り機を通す必要があります。 

裏表両面のR面取りを一度に行なえれば、 R面取りの作業効率は2倍となります。

この、両面R面取りを得意とするバリ取り機メーカーが、ドイツの LISSMACりすまっく 社です。  LISSMAC社のバリ取り機は、両面のR面取りをワンパスで行う事が出来ます。  Eurotec さんでは、このLISSMAC社の輸入総代理店を行っており、 日本の板金屋さんや金属製品加工業の皆さんに、 LISSMAC社のバリ取り機(R面取り機)を御紹介しているわけです。


最新鋭のバリ取り機に関しては
次ページ でも説明します。

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