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21.インサーション・マシン4
プレスでまとめて圧入出来ないの?


23.発生が予防出来ない不具合

22.インサーション・マシン5 4つのミス防止機能

インサーション・マシンは、クリンチング・ファスナーを圧入するための専用機です。  そのために、クリンチング・ファスナーを圧入する時のために、 これまで述べて来た以外の様々な機能が満載されています。

何十万個のクリンチング・ファスナーを圧入する場合、 万に1つも起こらないと思うようなミスも、 長時間作業の間には発生させてしまうのが人間というものです。  逆に言うと、圧入数が多ければ“信じられないようなミスが起こる”という事です。 

インサーション・マシンは、これを解決するために下記の4つの機能を持っています。

 1. ファスナーの打ち忘れ防止機能
 2. ファスナーの長さ検出機能
 3. 圧入時のストローク位置検出機能
 4. ファスナー以外の材質が挟まった時の退避機能 ( 指を挟まない )

これらを順を追って説明します。



クリンチング・ファスナー有無検出機能

クリンチング・ファスナーの自動供給機構を用いて圧入を行っている際に、 アッパーツールは、クリンチング・ファスナーをエアーで吸着します。  この時に、ファスナーが無かったり、外れてしまったりする事で、 製品に圧入されるはずのファスナーが、 1個圧入されていないといった不具合が発生する場合もあります。  インサーション・マシンは、エアー吸着した圧力を検出し、 クリンチング・ファスナーが吸着されていないと判断すると、アラームを出して停止します。  これにより、クリンチング・ファスナーの打ち忘れは発生しません。

クリンチング・ファスナーの長さ検出機能

現場では、同一のファスナーの中に、 違った長さのものが混入してしまう場合があります。  インサーション・マシンは、クリンチング・ファスナーをアッパツールが吸い付けて ストロークが下降し、ファスナーの先端がボトムツールのピンに接触した時に アッパーツールとボトムツールの間で通電が発生します。  この一瞬のストロークの位置を検出し、ファスナーの長さが予定通りの長さであるかどうかを判別出来ます。  人間が一見して、長さが違う事を判別できないくらいの微少な長さの違いも検出する事ができるのです。  ファスナー長さが違っていると、インサーション・マシンは、その瞬間に圧入を取りやめ、 アラームを出して停止します。  これにより、間違った長さのクリンチング・ファスナーが圧入される事はありません。

クリンチング・ファスナーの加圧ポイント検出機能

インサーション・マシンは、圧力制御を行っていますので、 基本的には、既定の圧力になるまで位置の事は考えずに下降し続けます。  そのために、何の工夫も無く圧入作業を行った場合は、 オペレータが間違って下穴が開いていない場所に、圧入しようとしてしまった場合など 穴が無いのに圧力を掛けて、圧入は成功したのだと勘違いしてしまう事になります。  しかし、インサーション・マシンは、 圧力が掛った時の位置をコンピュータにフィードバックしており、 加圧位置がずれている事を検出する事が出来ます。  このような場合もインサーション・マシンは、アラームを出して停止します。


参考;インサーション・マシン関係のアニメーション
クリンチング・ファスナー圧入ロジック
圧入ロジック
クリンチング・ファスナーのシャトル・メカニズム
シャトル・メカニズム
インサーション・マシンの退避機構
退避機構


クリンチング・ファスナー以外の材質が挟まった時の退避機能(指を挟まない)

インサーション・マシンは、クリンチング・ファスナーに圧力を掛けて圧入する機構を持っているわけですから、 ファスナーでは無く、それ以外のもの(例えばオペレータの指)を挟んで怪我等を負う可能性が考えられます。  一般的なプレス機械には、安全装置が付いていて、エリア・センサーやツー・ハンドオペレーションが 有効であると言われていますが、実際に職場で怪我をした人は後を絶ちません。  インサーション・マシンは、アッパー・ツール側とロワー・ツール側が接近し、 何らかのものに触れた瞬間に、その材質が通電性のあるものかどうかを判別しています。  つまり指などが挟まると、一瞬で“クリンチング・ファスナーじゃないモノが挟まった”と判定し、 アッパーツールの下降を取りやめて、上昇する機構を持っています。  筆者は、全てのプレス機械や各種加工機に、 どうして、これと同じ機構が付いていないのかと思う事がよくあります。  機械とコンピュータに囲まれた工場において、 怪我は、数年以内に一掃して頂きたい。  日本が、今後も“ものづくり大国”であり続けるためには、 世界で一番最初に達成しなければならないノルマであるはずです。  まぁ、それは良いとして、 インサーション・マシンは、オペレータが指を挟まれるといった事故とは無縁の機械 です。

これらの機構により、インサーション・マシンで行われた圧入では不具合や事故は、ほとんど発生しません。  これらの機構をすり抜けて発生する圧入不具合は、 ポカミスも含めて、ほぼ見当たらないのが実情です。


このページを読んだ方の中には、逆に
    これまでのページに書いてあった内容を全部理解して
    これだけ優秀なインサーション・マシンを使っても
    それでも発生する不具合ってどんなものがあるの?
という質問をされたい方もおられるでしょう。

このホ−ムページは、インサーション・マシンによるクリンチング・ファスナーの圧入について 良い事ばかりを述べようとするものではなく、真実を述べようとするものです。  インサーション・マシンを使っても発生が予防できない不具合の例は存在します。  次のページには、その例を述べます。

クリンチング・ファスナー普及委員会   CF普及委員会にMailを送る